医療事務の給料は15~20万円

医療事務の基礎知識

給与は平均的で働きやすい仕事

医療事務関連職の給与や報酬は、勤務先によっても異なりますが、大きくは雇用形態で決まり、さらにキャリアやスキルによっても待遇が違います。

労働条件給与勤務時間残業
病院の正職員月給17万円前後シフト制あり
病院のパート時給850~1,100円週3日なし
クリニックの正職員年収300~400万円日曜祝日休あり
クリニックのパート時給800~1,100円シフト制なし
調剤薬局の正職員年収320万円前後日曜祝日休なし
歯科医院のパート時給1,000~1,300円週3~4日なし
レセプトの業務請負年収100~300万円シフト制なし

他の仕事と比較しやすいのは、一般事務職の正社員の初任給です。高卒で15万強、大卒で18万円前後となります。他業界も含めれば、事務としては平均的です。

時給に換算すると、決して突出するような単価ではありませんが、一般的なアルバイトより確かに高いです。加えて、忘れてはならないのが、労働環境、働きがい、就職のしやすさがピカイチということでしょう。

派遣やパートよりも正職員が優遇

初任給には学歴が影響しますが、働き始めてからの給与は能力に応じて決まります。高卒者が大卒者を逆転することも、十分にあり得ます。

例えば、勤務歴10年くらいのベテランの正社員の年収は平均で約350万円くらいです。正社員なら健康保険、厚生年金、雇用保険、労災保険も完備しています。

さらに大学病院のような大きな病院だと、ボーナスが充実しているところも多いです。特に他業種よりも約1~2ヵ月分も高く、6ヵ月分も珍しくありません。

正社員ですと退職金もきちんと出ます。高卒者が60歳まで42年間働いた場合の退職金は、2000万円台が相場です。正社員は勤務日数が4週8休に増えますが、残業代も別途支給され、経験やスキルでステップアップも期待できます。

一方、派遣社員は登録している派遣会社から支払われる時給で決まることが大半です。時給は850~1,100円程度ですが、元正社員で能力が高ければ、1,800円になることもあり、かなりバラツキがあります。

もし、週5日8時間の勤務にすれば、給与だけでは正社員とほぼ同等です。ただ、勤続年数やスキルによって変わるもの、正社員の待遇には適わないでしょう。

トータルでの収入や待遇は正社員には及ばないですが、派遣社員の魅力は正社員よりも勤務形態を選べるところです。さらにパートならより融通が利きます。その分、派遣社員よりも給与は少なめで、時給は1000円未満がほとんどです。

パート労働者の多くは既婚の女性であり、夫の扶養から外れない程度での給与を希望しています。そのため、パートは人数が多く、1人あたりの労働時間を短くしやすいメリットがあります。



次の記事     独学では通信教育がベスト
前の記事     ランキング